デフラクションホーンを利用したシステム |
中低音及び中高音にデフラクションホーンを使用した,4wayシステムをご紹介します。 最初に,各帯域に使用しているスピーカを紹介します。 ■低音部 TL-1061a(TAD)+180リットル・バスレフ ■中低音 TD-4001(TAD)+400Hzデフラクション・ウッドホーン(フィンランドバーチ製) ■中高音 TD-2001(TAD)+750Hzデフラクション・ウッドホーン(フィンランドバーチ製) ■高音部 ET-703(TAD) |
4wayシステムの簡単な説明 | |
*** ウッドホーンシステム *** 左のようなシステムです。 この下には,180リットルのエンクロージャに38cmのウーファーが収まっています。 ●低音と中音のクロスは710Hz。本当は600Hzに下げたいが,これ以上下げるとTD-4001の負担が増加し,音が悪くなる。 ●中低音と中高音のクロスは2500Hz。TD-4001はTD-2001よりややワイルドな音がするようだ。2500クロスならカットオフ1500Hz程度のデフラクションホーンにしたいのだが,90度5分割の構造では実現不可能。 ●中高音と高音のクロスは6300Hz。ツィータの無い3wayでも良いのだが,あった方が高域がすがすがしい! | |
アンプの構成(ご参考) |
*** チャンデバは便利! ***
■プリアンプ: DC-330(アキュフェーズ)・・・デジタルアンプです 次のDF-45のボリュームとして主に使用しています。DF-45のボリュームをコントロールできるものが無いので,高価でも仕方が無い。チャンデバの後に多連ボリュームの使用では音がてきめんに悪くなる。 ■チャンネルデバイダ: DF-45(アキュフェーズ)・・・デジタルチャンデバです デバイディング・ネットワークと異なり,クロスを自由にコントロールできる点が極めて便利。安いチャンネルデバイダと違って,音が良いことも利点。 ■高音,中高音用パワーアンプ: A-20(アキュフェーズ) ■中低音,低音用パワーアンプ: A-30(アキュフェーズ) DF-45とアンプとの接続は,自作のバランスケーブルで,電源ケーブルも自作のものに変えています。 それだけでも,音が飛躍的に良くなりました。 |